〇本日、新型コロナウイルス感染症対策検証委員会法案等を日本維新の会、国民民主党と一緒に提出し、記者会見を行いました。
この法案は、国民民主党の古川元久議員が中心となってとりまとめたもので、今般のコロナ禍における政府の対応を国会で第三者的観点から、国民目線に立って検証するためのものです。
かつて民主党政権の時、福島第一原発の事故について、政府の検証だけでは十分ではないということで、当時の野党であった自民党の塩崎恭久先生が中心となって国会に「事故調」を設置することとしました。私や古川議員も当時与党の議員でしたがこれに賛同し、超党派の議連の役員として実現に向けて動いていました。
「アベノマスク」はなぜ企画され投じた予算額に見合った効果はあったのか? ワクチンに膨大な税金を投入しながら無駄はなかったのか? そもそもなぜ日本は国産ワクチンを開発できなかったのか? などなど多くの国民の皆さんが疑問を持つことがコロナ禍ではあったとおもいますが、政府の検証ではそのような都合の悪いことには触れようとしません。
生真面目な民主党は与党の時に野党の提案に応じて原発事故調を設置しましたが、古川議員の努力も虚しく今の与党は全く応じる様子がありません。私は、ここできちんとコロナ禍における政府の行動の検証を行わなければ、いずれまた来るであろう別の感染症時に同じような失敗をすることになると考えます。
同じ失敗を繰り返していくうちに、世界の先進国から転落する様を見ないためにも、与党の中で賛同し立ち上がる議員が出てくることに期待します。