福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

国土交通省がリーク記事を出すからには……

〇「新聞は読むものではない。書くもの。」

 最近、政権に忖度しない良記事が増えている読売新聞の今日の一面。夏のこの時期は記事が枯れるため、日曜日や月曜日の1面の記事は、次年度の予算要求をにらんだ役所からのリークによるものが多い。「政府は・・・検討に入った」と書いてあるこの記事もそう。

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 この話は、ひたちなか海浜鉄道と常陸那珂港を結ぶ貨物線を作るという地元の関係者からの提案を受けて、私が昨年の国土交通委員会で議論している。


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【令和4年4月20日国土交通委員会】

〇福島委員
「私の地元にひたちなか海浜鉄道というのがあって、勝田という駅から阿字ケ浦というところまで出ているんですけれども、隣に、そばに、常陸那珂港という港があります。そこの港から貨物線をひたちなか海浜鉄道につないで、コンテナ貨物を、貨物列車を通してその運賃収入が入れば、ひたちなか海浜鉄道の経営というのは物すごく変わるし、そして、あと、コンテナをトラックではなくて鉄道で運ぶというモーダルシフトにもつながるわけです・・・例えば、鉄道貨物のために港と鉄道の間の数キロの間を結ぶ線路は公のお金で、道を造るように公共事業として行って、そこにひたちなか海浜鉄道は鉄道を通すといったような、そうしたお金の使い方をすることも一つの策ではないかと思うんですけれども、大臣、いかがお考えでありましょうか」

〇斉藤国務大臣
「まさに今委員御指摘の、地域と事業者とそして国が、どういう形でこの鉄道というものを今後公共交通、そして地域公共交通の中に位置づけていくかという議論をしていただいて、夏頃に一定の中間報告、結論をいただくということになっております」

 その後、国土交通省も検討を進めてくれているので、次の秋の臨時国会でも再び議論をしている。


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【令和4年11月2日国土交通委員会】

〇福島委員
「四月二十日の国土交通委員会で私質問しましたように、地元の常陸那珂港というのがあって、そばにひたちなか海浜鉄道が走っているんですが、港と鉄道の、今、既存の線路の間に線路がないから、どうしてもトラックで運んでしまうということになっておりまして、港から直接鉄道にコンテナを積むというような、諸外国で行われるような、そうした海上コンテナと陸の輸送の一体化が必要であるのではないかなというふうに思っております・・・
今は貨物列車が改良されて、四十フィートの国際的な貨物コンテナをそのまま載せられるような貨車も開発されているようでありますので、そうした港湾が運輸部門の脱炭素化に大きな役割を果たすよう、船舶輸送と鉄道貨物との連携をもっともっと進めるべきだと思いますけれども、大臣の御見解をお伺いしたいと思います」

〇斉藤国務大臣
「モーダルシフトという面で、船舶輸送と鉄道輸送、しっかりこれをつなげていく、慫慂していくということが非常に重要だと思います・・・そのため、先ほど福島委員おっしゃいました四十フィートの大きなコンテナも鉄道輸送できるように、背丈の高い海上コンテナを鉄道輸送できるよう、開発中の新型低床貨車を活用した実証事業の支援などの取組を検討しております。今後も、これらの施策に着実に取り組むとともに、地方の港湾においても、必要に応じて検討を実施し、港湾と鉄道輸送の連携についてしっかりと推進していきたいと思います」

 ひたちなか海浜鉄道や常陸那珂港を擁するひたちなか市議会でも、私のこれらのやりとりを受けて議論がなされたと聞いている。しかし、地元は「そんなこと可能なのか?」と半信半疑だという。国での新しい政策の検討は地元が思う以上の先進的に行われている。こうして国土交通省がリーク記事を出すからには、本気になって予算要求して実現しようとしている。ぜひ、関係者の皆さんにはこうした動きを敏感に知っていただいて、全国に先駆けて実現できるよう動くことを期待したい。もちろん、私も全面的に応援したい。