〇毎日代わり映えのしない写真で申し訳ありません。本日も各派協議会が開催され、週明けの11日に召集される特別国会に向けた諸協議事項が、ようやく合意されました。
まず、4日間の会期と会期内での議事の運びが改めて確認されました。そして、何と言っても懸案は、国会内の人事。議長は我が茨城の額賀福志郎先生、副議長は玄葉光一郎先生。委員長は、昨日決められた各党の割り振りに従い、自民党8、立憲民主党6と思いきや、立憲民主党は法務委員長を取るために自民党に一つの委員長ポストを譲ってしまいました。
本来は、野党だけで安定多数の議席を持っているため、それぞれの委員会で選挙をやればすべての委員会で委員長を取ることが可能で、慣例に従えばドント方式(議席に応じた配分)以上の委員長ポストを野党が握るのが筋です。にもかかわらず、さらに一つ自民党に委員長ポストを渡してしまっては、野党が多数を持っている意味がありません。私から「これを先例としないように」と申し上げたところ、他の会派からも同意をいただきました。
野党第一党の立憲民主党は、主要な常任委員長のポストはすべて与党に渡し、党首討論の国家基本委員長、政治改革特別委員長、憲法審査会長などを握りました。メディアで目立つ政局的な意味のある委員会だけ委員長を取って、地味だけど国会の本務である法案審議に関する委員会の委員長を持たなかったようにも見えます。近年にない大きな議席を持つ野党第一党として、責任を持った国会対応をするのか、それとも政局第一で自分たちのやりたいことだけをやる独りよがりの国会対応をするのか、今後の立憲民主党の国会での行動を注視する必要があります。
各派協議会後は、有志の会の委員会配置の調整。立憲民主党のあまりに傲慢な対応に腹を据えかねる思いになりましたが、同僚議員の活躍を確保するために粘り強く対応いたしました。結果として、予算委員会・内閣委員会・国土交通委員会・農林水産委員会・経済産業委員会・政治改革特別員会・防災災害対策震災復興特別委員会・地域こどもデジタル特別委員会の議席を確保することができました。厚生労働委員会を確保できなかったことは残念ですが、論客揃いの有志の会の論戦の十分な舞台を用意できたのではないかと思います。
ストレスの溜まる1週間でしたが、いよいよ戦いの場がセットされました。これからの国会での福島のぶゆきと有志の会の活動にぜひご期待ください。