福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

代表選挙について

 本日民主党の代表選挙が告示され、菅総理と小沢前幹事長が立候補の届出をされました。急激な円高・株安という状況の中で、代表選挙のお祭り騒ぎをやることには、私は大きな抵抗感があります。小沢さんが出馬せざるを得ないような状況に追い込む政局的な思惑は果たしてなかったのか。できれば一本化してほしかった、と切に思います。まだ民主党政権は著しく未熟です。政治主導の政権運営は不十分なままです。民主党には、政策通、腕力のある方、人格に優れている方、交渉上手などなどさまざまな人材がいるのですから、菅総理には挙党一致の体制を整える決意を示してほしかったのです。私は、マスコミ的な色分けでいうと「中間派」。まだ決めかねております。その理由を以下に示します。

①菅政権が誕生してから、一層官僚主導の政権運営が強くなっている。官邸の調整能力不足による鳩山政権の迷走の教訓を生かそうとしていない。その結果が象徴的に現れたのが、円高局面での政治家としての意思の見られない閣僚たちの対応。

②一方で、政治とカネの問題を抱えたままで政権運営を続けざるを得ない困難さも憂慮せざるをえない。

③世論調査の数字だけではない、数字の裏にある声をしっかりと受け止めなければならない。政権与党としての最優先事項は「しっかりとした政権運営を行う」この1点であり、政治とカネの問題の解決も、まず政権運営をしっかりと行うことが大前提である。

 とりあえず、私は役所の先輩でもある松井孝治参議院議員などが呼びかけ人となっている「政策議論による代表選を実現する会」というものをお手伝いしながら、政策を吟味したいと思います。その際、私が判断基準とすることは下記のことです。

①1年間の政権運営の苦い経験を踏まえ、政治主導の政権運営をするための具体的な方策とアクションプランがあること

②マニフェストの安易な変更ではなく、事業仕分け以外の方法も導入した予算の抜本的組み代えを行う意思と具体策があること

③苦境が続く地方経済や現下の円高局面をきちんと認識して、経済政策についての大胆な政治的決断をする意思と具体策があること

④理想論だけではない現実的で安定的な安全保障・外交政策があること

⑤以上のことを実行するための、当面の臨時国会への対応策が説得力のあるものであること

 こうしたことについて、国民の皆さんにも見えるような議論をしていくために、「実現する会」では公開討論会を開催していこうと考えております。私は、誰が好きで、誰が嫌いというレベルではなく、政策と政策実行力だけで誰を支持するか決めようと思っております。心が決まりましたら、その理由とともに皆さんに報告させていただきます。