地元でのバーベキューの後は、車を飛ばして上京して浦和、池袋での民進党代表選最後の街頭演説会&候補者討論会。そして、夜は三々五々有志が選対に集まってきて、深夜まで情勢分析。宿舎に帰っても、頭が冴えてなかなか寝る気になれません。
演説会では、さすがに場馴れしている蓮舫さん、重厚に何度も反省を口にする前原さんに対して、玉木候補は「自分が代表に選ばれるくらいでないと民進党は国民から変わったと思われない」という捨て身の必死の訴え。ひいき目じゃなくても、相手候補の支援者ですら思わず拍手したり合いの手を入れるくらい一番聴衆を引き込んでいました。まさに言霊の力です。
しかし、少し離れたところから見ていると、都民の人気があるとされる蓮舫候補の演説の時も、民進党関係者の街宣車周辺での盛り上がりの一方で、通行の人はほとんど立ち止まることなく、チラシを受け取ることもなく通り過ぎて行きます。都知事選挙の時の小池さんの演説会や、前の都知事選挙の時の細川さんの演説会でも、時間とともに人は膨れ上がっていきました。これが民進党の現状だと、私たち自身が相当深刻に受け止めなければなりません。印象のよさそうな人に首をすげかえても、元大臣たちが謝罪しても、それくらいでは国民が認めてもらえない、と私たちが自覚し、代表選の投票行動を考えなければならないのです。
だからこそ、国民的には無名の捨て身の玉木雄一郎を代表にするくらいのエネルギーと覚悟を国民に見せなければならないのです。