〇今週は、衆参の予算委員会で基本的質疑が行われ、わが会派からは緒方林太郎議員が登板をいたしました。私は、11月後半以降の補正予算案の審議で質疑に立つ予定ですので、お楽しみに。
そうした中、国会での活動もフルで動き始めています。本日は、モンゴル国のバトトルガ前大統領がモンゴルの民主党の同僚議員や同党所属の知事たちを連れて訪日しているので、私たちの会派との懇談を行いました。モンゴルの民主党は現在野党ですが、かつて社会主義国家であったモンゴルの民主化の旗手。今日お会いした政治家の多くが1980年代生まれの若い政党です。
モンゴルは豊富な天然資源を有しているにもかかわらず、北のロシア、南の中国に挟まれて独自の輸出ルートを持てないため、経済発展の足かせになっています。モンゴルはエネルギーの100%をロシアに依存し、経済は中国に大きく依存しています。前大統領は、ロシアを「酔った熊」、中国を「狂った龍」と例えていました。同じアジアの民主国同士の連携を深めてまいりたいと思います。
昨日は、日本建設職人社会振興連盟の大会で議連の役員としてご挨拶。小野会長は、選挙区の笠間市出身。シンポジウムでもパネリストとして発言しました。建設職人基本法の制定に携わった者として、法の趣旨を踏まえた運用がなされるようこれからも積極的に行動していまいります。
臨時国会に提出される法案についても役所からヒアリングを行い、来るべき審議に向けた準備を始めています。厚生労働省からは、今国会の山場の法案の一つ、コロナ対応のための感染症法等改正案について、会派全員でヒアリング。正直申し上げて、"too little, too late"。解決すべき本質的な問題には、ほとんど触れていない法案にガッカリです。やはり、岸田政権は無能だと言わざるを得ません。
私の所属する国土交通委員会では、港湾法改正法案の一本のみの予定。港湾緑地等で民間事業者がカフェ等の収益施設の整備を行えるようにする前向きな改正。ひたちなか市や大洗町において活用されることが期待されます。この法案にご興味のある方は、ご連絡ください。
いよいよフルスロットルで、年末まで国会を駆け抜けます。