〇いよいよ明日が出陣。石破内閣が誕生して8日で解散、その後5日で公示。諸々の準備も挨拶もできない無茶苦茶な日程ですが、それでも解散の声を聞いた途端、多くの仲間が集まってきて、事務所を立ち上げ、ポスターをたった3日で広い選挙区内全部を貼り替え、何万軒ものお宅にポスティングをしてくれました。凄い連中です。秘書たちも、不眠不休で頑張ってくれています。
衆議院議員を3期務めた私はこれまで連続当選したことがなく、ましてや今回は新しく選挙区に加わる地域があり、野党候補も乱立しているため、公示日前の夜は何とも言えない不安な気持ちになってしまいます。でも、心強い精強な仲間たちがいるから、みんなを信じて12日間を駆け抜けてまいります。
先日の事務所開きの時に、一人の仲間が亡母の手紙を持って来てくれました。2009年に初当選した選挙の時に、亡母はその仲間の実家のマンションを借りて選挙運動をしておりました。あまり上手とは言えない字で
【16日、初登院の日ちょっとひねたピカピカの1年生議員息子の晴れ姿を議事堂で見ました。世紀の政権交代を見ようとする大群衆が押しかけ、疲れ果てて帰宅いたしました。あれ以来息子とも一度も会っていません。やっと普通の生活に戻れたのに、何か空しい気持ちがいたします】
などと綴られていました。
母は4年前に亡くなり、宛先の方も亡くなりました。21年間の政治活動の中で、身を投げうってご支援してくださり、この世を去って行った方々の顔が思い浮かびます。これまで皆さんが私に託してくださった思いのすべてをこの身に刻んで、則天去私の精神で闘ってまいります。