福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

民間空襲等被害者救済法案

〇私が携わっている民間空襲等被害者救済法案の議員立法の動きを、今日の東京新聞が大きく見開きで記事にしてくれています。先日の空襲連院内集会での私の発言も、紹介していただいております。

www.tokyo-np.co.jp

 昨年の通常国会で私が武見厚生労働大臣と議論して、これまで逃げ続けてきた厚生労働省が担当省であることを初めて認めさせました。その後、厚生労働省はさまざまな論点を提示していますが、私から見てそれらは十分に対応可能なものであると考えます。戦後80年の今年こそ、議員立法を実現する大きな節目にしなければならないと考えております。

 昨年の衆院選の時、娘さんの選挙を放って私の地元に応援に来てくださった鈴木宗男参議院議員は、その時「福島君は、票にもカネにもならない空襲被害者救済に一生懸命取り組んでいる」と紹介してくださいました。鈴木先生こそ、空襲のほとんどなかった北海道選出の議員なのに、毎回出席して有益なご示唆をくださっています。本物の政治家は、目先の票やカネや支援団体のご機嫌取りの前に、国家としてやらなければならないことのために汗を流すものだということを、私に示してくださっているのだと思います。

 記事では「民間の空襲被害者への救済が厳しい状況に追い込まれつつある」と書かれています。対象となる皆さんはもう高齢となっておりますので、残された時間は多くありません。戦時中の防空法の下、逃げることが許されなかった国民に国家としての意思を示すことは、日本国が日本国であるために必要なことであると確信します。私なりに精一杯の貢献をしてまいりたいと思います。