〇一昨年の年末にコロナで急逝した羽田雄一郎元参議院議員のお別れの会が、羽田先生の地元長野県上田市で開かれました。今の私より1年長いだけの53年のあまりにも短い人生。決して自分が表に出ることなく、でも面倒な調整でもいつも裏方としてニコニコしながらこなしてきた羽田先生。私が2003年に最初の選挙に出た時から、気に掛けていただきました。
2004年に水戸で日本青年会議所全国大会が開かれた時には、羽田先生をはじめとする上田青年会議所の皆さんをご案内させていただきました。何よりも、民主党政権時、国土交通大臣になった羽田先生は、長い間凍結されていた那珂川下流域の堤防整備の予算をつけて下さいました。その決定をした直後、私の携帯電話に「福島君、予算つけたよ」と息を弾ませて連絡いただいた声を、昨日のことのように覚えております。
故羽田孜先生、雄一郎先生と二代にわたって、政権交代が起こる二大政党制に政治生命を賭けていらっしゃいました。こんな時代だからこそ、二代にわたる羽田先生の遺志を少しでも引き継げるように私たちが頑張らねばなりません。
