〇衆院選で応援に来てくれた榛葉国民民主党幹事長の言葉。これはまったくその通りだ。立憲民主党は「石破首相のまま参院選を戦ったほうがいい」とか言って、逃げ腰。本気で政権交代を行う気はない。その証拠に、10万円商品券とか石破政権の不始末満載なのに、令和7年度予算案を年度内に成立させ、この年度末に不信任案を出すそぶりすらなかった。はじめから勝負をする気はない。
一方、国民民主党はここまで言うなら、国民民主党と公明党で作った企業団体献金の制限案を法案にして国会に提出すべきだ。野党はみんな賛成するから、可決する。国民民主党の一部は、「それでも参議院では否決される」とか四の五の言っているが、その時こそ不信任案の出しどころだ。
榛葉幹事長の言う通り、「この国会の終盤は大政局になる」ということなのだから、それのトリガーは自民党が固執する企業団体献金の制限法案だろう。