福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

今週の国会、その裏で

〇今週の国会は衆参の予算委員会がメディアでは報道されていますが、その裏でさまざまな会合や動きがあります。

 政治資金を監視する第三者機関「政治資金監視委員会」が国会に設置されることが決まっていますが、その具体的なあり方は今後法律で新たに定める必要があります。設置法案を提出した国民民主党と公明党に加えて、同法案に賛成した自民党、立憲民主党、日本維新の会、有志の会、参政党の実務者が集まって立法作業を行っています。年内に大筋をまとめて、来年の通常国会に法案を提出できるよう精力的に議論を進めてまいります。

 「中核市とともに地方分権を推進する国会議員の会」と中核市長会との間で意見交換会が開かれました。われらが高橋靖水戸市長は副会長として、税制要望について説明してくれました。私からは、一般の市町村や都道府県・政令市とは違う、中核市としての特色のある政策要望を行う必要性について発言いたしました。これからの地方は中核市の果たすべき役割が大きくならなくてはなりません。応援を続けてまいります。

 私が加入する超党派議員連盟の会合も、相次ぎました。副会長を務める「農業の未来を創造する議員連盟」は、農業技術にフォーカスした議連。品種開発などでの官民役割分担の明確化の必要性について発言いたしました。日本ウイグル国会議員連盟では、先日来水してくれたアフメト日本ウイグル協会会長の紹介で、新たに世界ウイグル会議のトゥルクンジャン総裁、ドルクン前総裁から世界のウイグル人権擁護運動についてお伺いしました。包摂的就労促進議員連盟が設立されました。ひきこもりの方や刑を終えて出所した方など、障がい者雇用制度など従来の雇用促進制度では救済できない人たちへの支援制度の実現を目指します。東京財団勤務時代にお世話になった尾形日本財団会長の熱い話を伺いました。

 こうした会議の合間を縫って、入れ代わり立ち代わり要望活動にいらしていただきました。茨城大学の太田学長と佐川副学長は、国立大学の運営がいかに困難な状況になっているのか、と言うお話を伺いました。ちょうどその日の茨城新聞に、佐川副学長が選挙制度改革について寄稿していたので、お目にかかれて嬉しく思いました。物価上昇が続く中で、大学や医療機関、福祉施設など社会に欠かせない公的機関の運営が苦しくなっているとの声が、続々と届きます。何とかしなければなりません。水戸・笠間・桜川・筑西それぞれの市の退職公務員連盟の皆さんも、お越しいただきました。

 水戸市立赤塚小学校の皆さんも、国会見学に。ちょうど先週邦楽部のお琴の演奏を赤塚市民センターで聞いたので、「ぜひずっと続けてくださいね」と言いました。分刻みのスケジュールでてんてこ舞いですが、それだけさまざまなことが変わり、動く時代に入っているということでしょうから、全力を尽くしてまいります。

 来週からは、国土交通委員会が動き始め、質疑にも立つことになりそうです。