福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

斉藤国土交通大臣、今さらそんなことを言っても、遅い

〇斉藤国土交通大臣、今さらそんなことを言っても、遅い。

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 私は、国土交通委員会で何度も「最近のJR東日本はおかしくないか?」という観点から斉藤大臣への質問を繰り返してきた。公共交通機関として異例の低い労働組合組織率の下、従業員や現場実態を考慮しない乱暴な人事管理がなされてきた。職場の雰囲気は最悪で、ネットには会社への不平不満が溢れている。それを解決する手立てもない。

 私は、こんな会社の状態では、いずれ大事故が起きるのではないかと予告してきたのだ。今回の事故も幸いにして人命にかかわるものとはならなかったが、常識的に考えてありえない事故だ。会社の運営体制そのものを根本から監査しないと、いずれ取り返しのつかないことが起きるであろう。

 今年の3月13日の国土交通委員会では、以下のように問うている。

【○福島委員 JR東日本の事故について議論したいと思います。
 資料一がございます。
 これは、二〇二三年から、一月から三月までの間でこれだけ多くの事故が起きております。一月十七日の東海道貨物線大船駅構内であわや感電事故、これも大きいんですけれども、その後の、川越線は列車が正面衝突しそうになったりとか、六月は内房線で感電で死亡事故、六月二十四日は、これは皆さん記憶にあると思いますけれども、Suicaが不具合になって全然使えなくなっちゃったとか、七月には今度は大崎駅の信号トラブルで山手線がラッシュ時に動かなかったとか、八月には、これも記憶にあるかと思いますけれども、東海道線で電柱のところに電車が突っ込んで、ガラスが割れて運転手がけがをしたとか、今年になってからも立て続けに、東北新幹線の上野―大宮間で架線がだらっとなって、その修復作業中の作業員が感電したりとか、翌月には横須賀線のトンネル崩落で約十時間運転見合せ、二月には横浜線の中山駅でも作業員が墜落死亡、つい先日は、東北新幹線でオーバーランをして東京―盛岡間で一時運転見合せ。これは、普通は考えられないような事故が立て続けに起こっているんですね。
 私は、令和四年五月のこの委員会の質疑で、最近のJR東は何かおかしいんじゃないかという質問をさせていただきました。トイレのない駅とか、これはたがやさんも取り上げましたけれども、女性一人で夜なかなか乗れないようなワンマン運転とか、駅から時計がなくなるいじめとか、公益企業としての異常な労使関係とか、いろいろなことを言いましたけれども。
 破れ窓理論というのがあって、窓が一枚破れていると、その町の治安は著しく悪化して、凶悪事件が起こるというのがあるんですね。これは、破れ窓以上の事故が相次いでいて、単なる保安体制の不備とかじゃない、全体的な会社の体質、雰囲気、そうしたものが、こうした相次ぐ事故を起こさせているんじゃないかと思うんですよ。
 二〇〇五年のJR西日本の福知山線の事故も記憶に新しいですけれども、そうしたものが起きかねないと思わなければならないんだと思いますけれども、大臣、御認識いかがでしょうか。】

【○福島委員 鉄道事業法五十六条に立入検査の規定があって、それを基に、鉄道事業等監査規則というのがあります。その七条二項で、国土交通大臣は、特に必要があると認める場合監査を行うものとするとして、監査ができるんですね。
 これは、私、特別に一回入って、保安の監査とか、事業の監査、業務の監査とか、別にして、しっかりこれは、警告するだけじゃなくて、見ないと、いずれ大きな事故が起きたら、遅いと思うんですよ。知床のあの船のような事故が起こらないと限りませんから。是非、私は、これは鉄道事業法に基づく特別な監査を行うべきであると考えますけれども、大臣、いかがでしょうか】

 ぜひ、国土交通委員会での質問の様子をご覧ください。

〇最近のJR東日本はおかしいんじゃないか


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〇JR東日本に鉄道事業法に基づく特別監査を


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 私が国会で言及した特別保安監査をようやくやるようであるが、技術的な面だけでなく、事故の背後にあるJR東日本の会社としての経営体質についてしっかりと監査してほしい。

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