○本日予算委員会で岸田首相に対し、防衛三文書とその財源について論戦に臨みました。
この国会は本来、もっとこの分野についての議論が深められるべきだったのですが、これまであまり本質的な議論がなされていません。おそらく国民の皆さんには、一体何が問題なのかわからないままなのではないでしょうか。そこで、私は
①そもそも何が具体的に脅威なのか
②その脅威を抑止するに足る具体的な対策はなにか
③我が国の安全保障環境の厳しさは他国に比して30年間経済が停滞していることにあり、防衛増税をすれば余計景気を冷やして国力を失うことになるのではないか
という基本的なことを問いました。
本来であれば1時間くらいかけた緻密な議論が必要なのですが、私たちの会派に与えられた時間はわずか11分。岸田首相の意味のない抽象的な答弁を覆すことはできませんでした。
もう来週には予算案が衆議院で採決され、予算委員会での議論はあとわずかしかできないでしょうが、本来ならこうした議論をたっぷり時間を持っている野党にやってもらいたかったです。国会が始まってから政権支持率が上がるということは、例年あまりありません。野党のはたらきぶりを国民が評価をしていない、ということなのでしょう。もどかしく思います。
審議の模様は、YouTube福島のぶゆきチャンネルでご覧いただけます。