〇「常磐もの」の魚の売れ行きが心配で、那珂湊のおさかな市場に行ってきました。
八朔祭りの期間中のこともあってか、駐車場を待つ車列が並び、いつも以上の繁盛ぶり。外国の方も結構来てくれていて、地物のカキを焼いたものをおいしそうに食べていました。那珂湊産の小ぶりのヒラメは２枚で1,200円、大洗産のカマスは10数匹で500円。鹿島灘のハマグリ（小）は、一山1,500円。値引いてくれて、3,000円もしないで発泡スチロール一箱分を買うことができました。
心配になったので、風評被害で値段が下がっているのか聞いたら、「今日の時点ではそんなことはねえよ」とお店の人は答えてくれました。いろいろなお店で風評被害のことを聞いてみましたが、「本来安全なんだからそんなこと起こるわけねえべよ」、「マスコミで騒がなければ問題は起きねえ」、「これから秋の底引き網が始まるからどうなることか」などの声をいただきました。
これがすべての状況ではないでしょうが、皆さん前向きに頑張ろうとしています。いろいろなご意見はあるでしょうが、当事者にとってはあれこれ評論されるより、「常磐もの」や鹿島灘の魚介類を食べていただくことが一番のようです。
