福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

今日は国会の開会式

〇今日は国会の開会式。開会式は、かつて貴族院で天皇陛下の玉座のある参議院で行われます(写真は時事通信)。開会式の前には、衆参国会議員の有志で国会正門を入ったところで天皇陛下をお迎えします。ベテラン議員は大体来る人は決まっていて、麻生太郎自民党副総裁や小沢一郎先生は毎回いらしています。高市総理や野田立憲民主党代表の姿を見たことはありません。

 これまでは陛下が国会に入る時は雨が降っていても突然日が差す「天皇晴れ」の時はありましたが、今年の参院選後の臨時国会に続いて今日も、陛下の車列が見えた頃に雨が降り始め、私たちが頭を下げてお迎えしているときには、大粒の雨が降り注ぎました(上の写真は雨が降る直前のもの)。今の国政の状況に天の怒りが雨となって降り注いだと、周りの議員と話しました。陛下が通過後は雨も小降りとなり、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の前途ある若手議員と一緒に(下の写真)。

 その後の衆議院本会議での高市総理の所信表明演説では、立憲民主党の若手議員のヤジで演説が聞きとりづらい時間が続きました。ヤジは相手が話していない時に寸鉄人を刺すような一言を発するのが議会の華ですが、今日のは単なる演説の妨害。まったくセンスがありません。私の同期の宮崎岳志さんは、事前に所信表明の原稿を読み込んでどこでどういうヤジを入れるか入念に準備していました。民主党系にはこれまでこのような立派なヤジ将軍もいたのですから、先輩議員がしっかりと指導してほしいと思います。

 高市総理の所信表明演説には、見るべきところもありましたが、この国会で法案を出すことを決めている衆議院の定数削減はおろか、政治改革については全く言及がありませんでした。今の政治状況を招いたことに鑑みて、何ら政治改革に触れずして高市総理の下での政権運営が続くことはあり得ません。政治改革から逃げ続ける限り、先は長くないのではないでしょうか。今国会でも、政治改革特別委員会の委員となりましたので、思う存分本質的な議論を展開してまいります。