福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

新聞記者

〇選挙戦中に私に付いていた地元紙の女性記者のコラム。

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【候補者はマスク越しに声を張り上げて街頭演説し、終わるとすかさず聴衆に駆け寄り、一人一人とグータッチ。そして次の遊説場所へと向かう。朝から日が沈むまで、走り抜いていた。長時間にわたる体力勝負で、候補者の圧倒的な熱量を感じた】

 まだ経験の浅い記者の底の浅い質問に、ときどきわざと意地悪に答えたりもした。その新聞社自体の失礼な対応への怒りを、記者にぶつけてしまった時もあった。でも、新聞記者の弟を持つ私は、すこしでも若い記者がジャーナリストとして成長してくれることを期待して、接してきたつもりだ。何かを感じてくれていたのだとすれば、嬉しい。

 18年前の最初の選挙の時に同じようについてくれた記者とは、今でも友人としての付き合いが続いている。当時私が敗戦の弁を述べている時、選挙事務所の隅で滝のように涙を流しながらメモを取っていた。政治家は、いろいろな人間を触媒にして成長していく。若い記者も、取材経験を重ねて感性を磨いて、単なる新聞社社員ではなくジャーナリストとして成長してほしい。