福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

結論から言うと、ゼロ回答

〇先週の予算委員会で、森友学園問題の財務省に関して、「私は私との接触記録は全部公開してかまいませんので、秘密にする方が信頼関係が損なわれます、私が財務省の職員と接した応接録をすべて出していただけませんでしょうか」と求めたのに対して、鈴木財務大臣は、「マスキングについて、先生の部分について全てを公開することはできないかということでございますが、御指摘を踏まえまして、どのような対応が可能か、検討させていただきたいと思います」と前向きの答弁をいただいた。

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 その検討の結果を、財務省の角田理財局長が持ってきた。結論から言うと、ゼロ回答。たとえば、添付資料で紫色でマスキングしてある部分は「秘書電話レク」と書いてあるのだが、「なぜそんなことすら開示できないのか」と問うたところ、「議員との信頼関係が崩れる」と言う。「相手は私で私は構わないんだから開示すればいいじゃないか」とさらに問うと、「他の議員はダメな場合もあるので一律に対応している」と答える。

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 「それは何か情報公開法の法的根拠があるの?」と聞くと、「ありません」。「じゃあ、出せ」と強く求めると、「行政執行上問題があります」と言うので、「そもそも行政情報は役所のものではない。国民のものだ。あなた方の都合で出さないということなど許されない」と怒りをぶつけたが、堂々巡り。

 これがお役所の実態です。大臣が何と答えようが、自分たちの都合で、自分たちの論理で、さも情報や税金や法律は自分たちのためにあると大きな勘違いして行動する。絶対に許しません。