〇本日の予算委員会で、岸田首相と魂を込めて議論をしてまいりました。議論の模様は、YouTube福島のぶゆきチャンネルからご覧いただけますので、ぜひ。
冒頭、「有志の会は5人の小会派だけど、ピリッとした直球勝負をしたい」と宣言して質疑を始めました。質疑に当たっては1週間前から準備を始め、先週の木曜日からの審議を聞きながら練り上げてきました。今回の補正予算案は、基金で水増ししていたり、個別の項目で問題は多いのですが、私は「そもそも今の経済の状況で、このような財政支出をすることは適切か?」というマクロ経済政策の真正面からの問い掛けをいたしました。
正直申し上げて、岸田首相の答弁は何を言っているのわからないことが多かったので、「頭に霞がかかっているんじゃないか」とつい生意気を申し上げてしまいました。政策の選択には、科学的な思考が必要です。第二次世界大戦で日本が負けたことを伝えるアメリカのニュース映画のタイトルが、「科学無き者の最期」であったことを忘れてはなりません。
平成の30年を停滞で終わらせてしまった我が国にとって、コロナ禍、ウクライナ危機と続いた大転換の時代にあって、どのような政策を選択するのかで将来は全く違ってしまいます。果たして、岸田首相は何を考え、何を考えていないのか、ぜひ私との議論を通じて皆さんにご判断いただければと思います。
もっと議論を深めたい点があったのですが、短い時間では議論を尽くすことができなかったのが残念です。私自身の議論についても、皆さんの評価を受けたいと思います。