福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

野党国対委員長会談など…

〇一昨日野党国対委員長会談が開催され、新会派「有志・改革の会」の国会対策担当として出席してまいりました。この場で日本維新の会の遠藤国対委員長が、「もう首班指名は玉木でいいんんちゃうか」という雑談から始まって、その後自民党と公明党の連立交渉の難航という背景もあって、ここ数日急速に野党統一での首班指名をする機運が盛り上がっています。改めて政治は「一寸先は闇」というのを実感いします。

 今日は立憲民主党の安住幹事長、後藤祐一幹事長代理がいらして、首班指名についての意見交換を会派の同僚北神議員と行いました。仮に公明党が引き続き自民党と連立を組んだとしても、自公で過半数を得ることはできません。自公合わせて220議席。玉木さんが野党統一首班候補となったとして、立憲・維新・国民合わせて210議席。あとは7議席の私たち有志・改革の会などの少数会派が首班指名の行く末を決めることとなります。

 私たちの新会派ができる前は、自民と維新を合わせると234議席で、公明党が連立を離脱したとしても過半数を1議席上回ります。しかし、維新の3人が離れて有志の会と合同会派を組んだことによって、自民党にとって公明党が離れても維新と組めばいい、ということにならなくなってしまいました。こうした細かい数字のアヤによって、今の大きな政局が生まれているのです。

 昨年の衆院選、今年の参院選で示された民意は、自公過半数割れ。今のままの政権運営は否定されたのです。仮に連立の組替えが行われるにせよ、野党連合政権が誕生するにせよ、新しい政権運営の枠組みを作っていかなければなりません。ある意味キャスティングボードを握ることもある有志・改革の会の一員として今後どのように行動していくのか、仲間とも議論を重ねながら判断してまいります。

 本日は、盟友の自民党の古川禎久衆議院議員とも『月刊日本』の取材の一環として、現下の政局についての意見交換を行いました。古川さんは今回の総裁選は小泉陣営におりましたが、中から見て今回の総裁選はどうだったのか、今後の自民党はどうなっていくのか、濃い議論をしておりますので、10月号の発売を楽しみにしていただければと思います。

 首班指名の目途が立たないため、臨時国会召集の日程も定まらない状況にありますが、国会の党員ボタンは新しい「有志・改革の会」のものになっていました。