〇弟の生々しルポルタージュ。休暇で訪れた滞在先で遭遇したらしい。
そもそも、イランに先に手を出したのはイスラエル。先に殴っておいて、「まさか本当に攻撃するとは」とはあまりに呑気だ。再報復を検討しているというが、今回イスラエル側に死者が出ているわけでもなく、自制してほしい。事態のエスカレートは、中東だけでなく世界にとんでもないことを招く。
こうした事態の下、訪米してもアメリカ大統領と中東情勢についてほとんど何も議論しているようには見えない岸田首相率いる日本は、国際政治のプレーヤーとは見なされないだろう。イスラエルがシリアのイラン施設に攻撃した時は何も言わず、イランがイスラエルに報復した時だけ抗議する上川外相は、すでに外交筋の間では米国の傀儡もしくは代理人とみなされているという。
国力の低下だけでなく、外交舞台での振る舞い方も、着実に二流国、途上国らしくなってきている。